RED WING 11“PECOS / レッドウィング・ペコス(2010.01.05) [SHOES]
みなさん、こんにちは。カタギリです。
2010年が始まって、早くも10日が過ぎました。今日は成人の日です。11日が成人の日、と言われてもどうも馴染みませんが、まぁ仕方がないでしょう。
それにしても、もう10日も経ったのか、っていう感じです。
早い。
あまりに早い。
この分だと冬季五輪もすぐですね。
しかも今年はサッカーW杯もあります。
W杯なんてすぐですよ。
今年もあっという間に終わるんだろうなぁ。
しかし。こういうふうに「早く終わっちまう」といいながらオロオロ過ごすことほど愚かなことはありません。
マンガ『リアル』で、ヤマが言っていました。
「そんなヒマないよ 命が短いなら濃さで勝負!!」
そのとおり。一年が短く感じるなら、濃さで勝負です。
濃い一年にしようではありませんか。
さて、今日はまたまた靴のご紹介です。今日はこちら!
RED WING 11“PECOS ¥32,970
レッドウィングのこれまた大定番、ペコスでございます。
前回のは「白底ペコス」、今回のは「ペコス」。全然違います。
色は3色で、
ちょっとムラ感のある茶。
泣く子も黙るベージュ・スエード。
クールなブラック・クローム。
この3色です。
それぞれ持ち味がありまして、それぞれ格好良いんですが、このモデルは3色揃える人が実はメチャクチャ多いモデルなんです。
昔からバイク・マンや洋服屋関係者に人気のあったモデルなんですが、とにかく合わせやすいんです。
いい意味で、レッドウィング臭くなり過ぎないモデルなんですね。
ウェスタンをワークにアレンジした形なんですが、バリバリのウェスタンほどアクがなく、しかしウェスタン特有のスッキリ感はありつつ。実にバランスが良いんです。
横から見てみましょう。
茶。
ベージュ・スエード。
ブラック。
乗馬用の仕様であるライディング・ヒールは、脚長効果をもたらします。私はこれにかなり助けられています。
甲の部分もわりと薄めなので、ボリュームが出すぎないんです。
なので、我々もよくやるんですが、キレイめな合わせで履くと格好良いんです。
ウールのパンツとか。ジャケット合わせたりとか。
まぁコーディネートの話は置いておいて、とりあえず先に進みますね。
この部分は私の“萌えポイント”です。白底と同様、茶には刻印が入っています。だから「いらない」とか言わないで。細かいこと気にしてたら、レッドウィングは、というかアメリカものの靴は履けませんよ。
これがソールですね。
これが件のヒールです。
オトコの場合、これぐらいのヒールでも最初慣れないうちは歩きにくかったりします。女性から見たら「ヒールのうちに入らない」そうですが、まぁ慣れです。慣れてしまえばどうってことありません。
それよりは脚長効果…じゃなくて、この雰囲気です。実用から生まれたデザイン。これが持つ雰囲気というのはかけがえの無いものです。
デザインのためのデザイン、なんてものは洋服メーカーが作る靴に任せておけばいいんです。
さてさて、それでは恒例のコーディネートといきたいと思います。今日はブラックで考えたいと思います。
このモデルのブラックはじつは結構珍しいんです。何がかと言うと、ホントにオール・ブラックなんです。
ステッチも、ソールも。
レッドウィングの現行のモデルで、ここまでオール・ブラックなのは他にありません。
知らない人が見たらレッドウィングって分からないくらいブラックです。
今回はこれを少し上品なカンジであわせてみたいと思います。
OUTER / BIBURY COURT RECYCLING COTTON COUNTRY JACKET ¥33,600
PANT / F.O.B. FACTORY F0302 FRENCH CARGO ¥22,050
バイブリーのジャケットにFOBのカーゴ。品があり、コドモっぽくならなくて格好良いでしょう?
ジャケットのガン・パッチ&エルボー・パッチのブラックと足元を合わせてます。
こういう感じでレッドウィングを履く、ってのも格好良いんです。
この丈の長さに怖気づく方もいらっしゃることでしょう。「夏には履けませんよね?」という方も結構いらっしゃいます。
冗談はYOSHIZOさん
(画像使用許可:ISHIIプロダクション YOSHIZOさんご本人の許可はいただいておりません。すみません笑)
季節は関係なく履けます。
蒸れるのはスニーカーを履いても一緒。何を履いても蒸れます。夏こそガンガン履いてやってください。
◎岡田監督への手紙 カタギリより
冒頭でW杯の話がでたので、W杯の話をさせていただきます。
我らが日本代表は難しくも易しくもないグループに入りました。
というよりも、実力的に考えてもほとんどの国が格上なわけで、難しいグループに入るのは当たり前なんですが。それを踏まえても“どちらでもない”グループだと思います。
しかし。
今のままのチームでは、正直「どうなんだろう」とは思います。
素人目に見ても限界が見えているような気がします。
メンバーを大部分固定してやっているから、というのがひとつの大きな理由。
たしかにチームを熟成させ、精度を高めていけば、それが何よりなんだとは思います。
でもサッカーというスポーツはそれだけではないと思うんです。
精度を高めたチーム・プレー+α が必ず必要になると思うんです。
その+αというのはズバリ、「突出した個の力」です。
だれも予想できないプレーをする、閉塞した状況を独力でこじ開けられる、ワンプレーでチームの雰囲気をがらりと変える、そんなプレーヤーが必ず必要になると思うんです。
というより、そういうプレーヤーがいるかいないか、が強豪国とそれ以外の国の違いだと思うんです。
日本にいま、そういうプレーヤーはいるだろうか?
何人か浮かびますよね?
岡田さんだって、日本が初出場を遂げた98年のフランスW杯のときに、当時18歳だった“コイツ”を呼んでるじゃないですか。
この対戦相手、アヤックス・ユースというのは、オランダの強豪チーム「アヤックス」のユース・チームで、世界中から天才少年たちを集めて育成しているチームです。ここにいるのは紛れもない、将来を嘱望されたサッカーの天才たちなんです。
日本としても初めてのW杯。当時18歳の伸二は、ジャマイカ戦で途中出場すると、そのファースト・タッチで相手選手の股を抜きました。
18歳ですよ!?
そんな選手が必要なんです。
ちなみに伸二は同じくフランスW杯のアルゼンチン戦のハーフ・タイム。ピッチでリフティングをしていました。そのときのあまりに柔らかいボール・タッチをみたアルゼンチン代表の選手たちは、
「おい、あそこにとんでもない日本人がいるぞ。」
「あいつはホントに日本人か?」
「あいつは控えなのか?」
「日本はまだ力を温存しているのか?」
とビビッたそうです。
岡田さん、わたくしなんぞに言われなくても「わかってるよバカヤロー」ぐらいなもんだと思いますが、どうかひとつ。どうかひとつ。そんな選手を、新しい力を、予測不能なスーパーなプレーヤーを呼んでやってください。呼ぶだけじゃなくて、使ってください。
本田はもちろん、平山だって、ガンバの宇佐美だって、いろいろいるじゃないっすか。
お願いします。
夢を見させてください。
というわけで、長くなっちゃいましたが、これで終わりにしときます。
それではまた。
カタギリ
2010年が始まって、早くも10日が過ぎました。今日は成人の日です。11日が成人の日、と言われてもどうも馴染みませんが、まぁ仕方がないでしょう。
それにしても、もう10日も経ったのか、っていう感じです。
早い。
あまりに早い。
この分だと冬季五輪もすぐですね。
しかも今年はサッカーW杯もあります。
W杯なんてすぐですよ。
今年もあっという間に終わるんだろうなぁ。
しかし。こういうふうに「早く終わっちまう」といいながらオロオロ過ごすことほど愚かなことはありません。
マンガ『リアル』で、ヤマが言っていました。
「そんなヒマないよ 命が短いなら濃さで勝負!!」
そのとおり。一年が短く感じるなら、濃さで勝負です。
濃い一年にしようではありませんか。
さて、今日はまたまた靴のご紹介です。今日はこちら!
RED WING 11“PECOS ¥32,970
レッドウィングのこれまた大定番、ペコスでございます。
前回のは「白底ペコス」、今回のは「ペコス」。全然違います。
色は3色で、
ちょっとムラ感のある茶。
泣く子も黙るベージュ・スエード。
クールなブラック・クローム。
この3色です。
それぞれ持ち味がありまして、それぞれ格好良いんですが、このモデルは3色揃える人が実はメチャクチャ多いモデルなんです。
昔からバイク・マンや洋服屋関係者に人気のあったモデルなんですが、とにかく合わせやすいんです。
いい意味で、レッドウィング臭くなり過ぎないモデルなんですね。
ウェスタンをワークにアレンジした形なんですが、バリバリのウェスタンほどアクがなく、しかしウェスタン特有のスッキリ感はありつつ。実にバランスが良いんです。
横から見てみましょう。
茶。
ベージュ・スエード。
ブラック。
乗馬用の仕様であるライディング・ヒールは、脚長効果をもたらします。私はこれにかなり助けられています。
甲の部分もわりと薄めなので、ボリュームが出すぎないんです。
なので、我々もよくやるんですが、キレイめな合わせで履くと格好良いんです。
ウールのパンツとか。ジャケット合わせたりとか。
まぁコーディネートの話は置いておいて、とりあえず先に進みますね。
この部分は私の“萌えポイント”です。白底と同様、茶には刻印が入っています。だから「いらない」とか言わないで。細かいこと気にしてたら、レッドウィングは、というかアメリカものの靴は履けませんよ。
これがソールですね。
これが件のヒールです。
オトコの場合、これぐらいのヒールでも最初慣れないうちは歩きにくかったりします。女性から見たら「ヒールのうちに入らない」そうですが、まぁ慣れです。慣れてしまえばどうってことありません。
それよりは脚長効果…じゃなくて、この雰囲気です。実用から生まれたデザイン。これが持つ雰囲気というのはかけがえの無いものです。
デザインのためのデザイン、なんてものは洋服メーカーが作る靴に任せておけばいいんです。
さてさて、それでは恒例のコーディネートといきたいと思います。今日はブラックで考えたいと思います。
このモデルのブラックはじつは結構珍しいんです。何がかと言うと、ホントにオール・ブラックなんです。
ステッチも、ソールも。
レッドウィングの現行のモデルで、ここまでオール・ブラックなのは他にありません。
知らない人が見たらレッドウィングって分からないくらいブラックです。
今回はこれを少し上品なカンジであわせてみたいと思います。
OUTER / BIBURY COURT RECYCLING COTTON COUNTRY JACKET ¥33,600
PANT / F.O.B. FACTORY F0302 FRENCH CARGO ¥22,050
バイブリーのジャケットにFOBのカーゴ。品があり、コドモっぽくならなくて格好良いでしょう?
ジャケットのガン・パッチ&エルボー・パッチのブラックと足元を合わせてます。
こういう感じでレッドウィングを履く、ってのも格好良いんです。
この丈の長さに怖気づく方もいらっしゃることでしょう。「夏には履けませんよね?」という方も結構いらっしゃいます。
冗談はYOSHIZOさん
(画像使用許可:ISHIIプロダクション YOSHIZOさんご本人の許可はいただいておりません。すみません笑)
季節は関係なく履けます。
蒸れるのはスニーカーを履いても一緒。何を履いても蒸れます。夏こそガンガン履いてやってください。
◎岡田監督への手紙 カタギリより
冒頭でW杯の話がでたので、W杯の話をさせていただきます。
我らが日本代表は難しくも易しくもないグループに入りました。
というよりも、実力的に考えてもほとんどの国が格上なわけで、難しいグループに入るのは当たり前なんですが。それを踏まえても“どちらでもない”グループだと思います。
しかし。
今のままのチームでは、正直「どうなんだろう」とは思います。
素人目に見ても限界が見えているような気がします。
メンバーを大部分固定してやっているから、というのがひとつの大きな理由。
たしかにチームを熟成させ、精度を高めていけば、それが何よりなんだとは思います。
でもサッカーというスポーツはそれだけではないと思うんです。
精度を高めたチーム・プレー+α が必ず必要になると思うんです。
その+αというのはズバリ、「突出した個の力」です。
だれも予想できないプレーをする、閉塞した状況を独力でこじ開けられる、ワンプレーでチームの雰囲気をがらりと変える、そんなプレーヤーが必ず必要になると思うんです。
というより、そういうプレーヤーがいるかいないか、が強豪国とそれ以外の国の違いだと思うんです。
日本にいま、そういうプレーヤーはいるだろうか?
何人か浮かびますよね?
岡田さんだって、日本が初出場を遂げた98年のフランスW杯のときに、当時18歳だった“コイツ”を呼んでるじゃないですか。
この対戦相手、アヤックス・ユースというのは、オランダの強豪チーム「アヤックス」のユース・チームで、世界中から天才少年たちを集めて育成しているチームです。ここにいるのは紛れもない、将来を嘱望されたサッカーの天才たちなんです。
日本としても初めてのW杯。当時18歳の伸二は、ジャマイカ戦で途中出場すると、そのファースト・タッチで相手選手の股を抜きました。
18歳ですよ!?
そんな選手が必要なんです。
ちなみに伸二は同じくフランスW杯のアルゼンチン戦のハーフ・タイム。ピッチでリフティングをしていました。そのときのあまりに柔らかいボール・タッチをみたアルゼンチン代表の選手たちは、
「おい、あそこにとんでもない日本人がいるぞ。」
「あいつはホントに日本人か?」
「あいつは控えなのか?」
「日本はまだ力を温存しているのか?」
とビビッたそうです。
岡田さん、わたくしなんぞに言われなくても「わかってるよバカヤロー」ぐらいなもんだと思いますが、どうかひとつ。どうかひとつ。そんな選手を、新しい力を、予測不能なスーパーなプレーヤーを呼んでやってください。呼ぶだけじゃなくて、使ってください。
本田はもちろん、平山だって、ガンバの宇佐美だって、いろいろいるじゃないっすか。
お願いします。
夢を見させてください。
というわけで、長くなっちゃいましたが、これで終わりにしときます。
それではまた。
カタギリ
コメント 0