?年物のセント・ジェームス (2012.05.13) [LIFE]
みなさん、こんにちは。カタギリです。
香川くん、やりましたね~。
今朝行われたドイツ・カップの決勝で、見事バイエルンを下し、リーグとカップの2冠を達成しました。
1ゴール1アシストですって。
今季の香川は凄かったすね。
香川、というかドルトムントが、か。
MVPをとったレヴァを含むオフェンス陣も、ディフェンスも、チャンピオンにふさわしいものでした。
あくまで私個人の好みですが、私はバイエルンが好きではない(ごく控えめに言って)ので、とても嬉しいです。
よっしゃ、香川。
プレミア行こ。
羽ばたこうぜ。
香川がドイツ→プレミアの流れを作ってくれると、後輩たちも移籍しやすくなるかもしれないし。
来季が楽しみです、ホント。
さてさて、それでは本編にはいりましょう。
前回のブログで、「いつから着ているか分からない、大好きなネイビーのラコ」の話をさせていただきました。
それが、ごく限られたお客様からご好評いただきましたので、調子に乗って続編をお送りしたいと思います。
“ごく限られた”っていうか、おひとりなんですけどね…(YSTKさま、ありがとうございました)
今日は「いつから着ているか分からない、大好きなセント・ジェームス」の話。
セントジェームスもラコ同様大好きでして、何枚か持っているんですが。
特に好きなのが上の2枚。
ECRU/MARINEのボーダーと、ソリッドのネイビーです。
こいつらも、何年にもわたってヘビーにローテーションしているので、けっこう良い感じに仕上がっています。
まずはボーダーから見ていきましょう。
いわゆる生成りベースにネイビーのラインの、大定番のモデルですね。
このネイビーのラインが、もはやネイビーではなくなっています。
タナベには「それって元のラインはパープル?」と言われるくらい、褪せて、赤みがでてきています。
さらに言えば、この袖の色と、
身頃、とくに裾のあたりでは、ラインの色が全然違っています。
こんな感じで。
わかりますか?
光の当たり方が違うのではなく、まさにこの色なんです。
左側が袖ですね。
もはやネイビーとはいえません。
でも、これが“良い”んです。
これが“味”なんです。
後身頃だって妙な色になってます。
ここもネイビーではないすね。
本当に、いつごろ買ったものなのか覚えてないんですよね、これも。
いつのまにか着ていました。
何年も、何百回も、着ては洗って、着ては洗ってを繰り返してこんな色になりました。
おそらく洗って干すときのヤケもあるのでしょう。
でも繰り返しますが、それが“良い”んです。
これからも何年も、何百回も、着続け洗い続けていくことでしょう。
こっちの、ソリッドのネイビーの方はいつごろ購入したものかはほぼ正確に分かっています。
9年前か、10年前。どちらかの誕生日だったと思います(正確ではない)。
これも、元の色はもうどこにも残っていません。
ネックの“アタリ”もなかなか。
ラコとは違って、さすがに新品をストックしているわけではないので、比較ができないのですが、写真で見る以上に褪せてます。
袖と、
裾周辺の色の違いを比較すると…
袖がいかに色落ちしているかがわかります。
前回のラコのときのも書きましたが、ネイビーは色が抜けてきたり、焼けたりすると赤みがでてきます。
さっきのボーダーも、このソリッドもまさにそれ。
赤みがでてきて良い感じです。
赤みどころか、生地がなんとなく杢っぽい感じになってきています。
セントジェームス(ラコもですが)がスゴイのは生地がヘタってダメになってきている、という感じではないところですね。
あくまでコシと、ハリと、しなやかさはちゃんと残しているんですね。
それが“品質”ってもんだと思います。
着れば着るほど良い感じになっていく、それが“上質な洋服”の大事な要素だと思います。
こういうものに囲まれて人生をおくることが、なによりの幸せなのではないでしょうか。と私は思います。
…大袈裟ですか?
いいえ、大袈裟ではありません!(ドンッとテーブルを叩く)
洋服や靴に限らないですね、あらゆるものに言えることだと思います。
家具だって、食器や調理器具だって。
カメラや時計だって。
車や家だってそうかもしれません。
“使い込む”という美学!!
それがなにより大事だと思います!!
よーし!!我ながら良いこと言った!!
みなさんも、色々と長年愛用しているものがおありのはず。
これからも大事にしてください。
ノーザンでも、そういう長く使える上質なものをこれからもご紹介していきたいと思います。
◎BeastieBoysのMCA亡くなる
少し前の話題ですが、ビースティのアダム・ヤウクが亡くなりました。
まだ47歳だったのに。
早すぎますね。
大好きなグループでした。
それに、チべタン・フリーダム・コンサートを企画したのもこの人でした。
ビースティが立ち上げたグランド・ロイヤルっていうレーベルも大好きでして、そこに所属しているミュージシャンの音楽性も大変素晴らしいものでした。
ルシャス・ジャクソンとかバッファロー・ドーターとか。
ショーン・レノンとかベン・リーとか。
ビースティ自身のこういうおバカなセンスも大好きでした。
MCAは、ただのニューヨークのクソガキ(失礼)から、だんだんとキース・リチャーズのような“渋み”がでてきて、なんだかとんでもなく格好良い中年になってきていて、これからの活躍も期待せずにはいられませんでした。
ただただ悲しい。
RIP,MCA.
さよならだけが人生だ、つってね。
なんだか湿っぽい感じになりましたが、今日はここまでにしときます。
それでは、また。
カタギリ
香川くん、やりましたね~。
今朝行われたドイツ・カップの決勝で、見事バイエルンを下し、リーグとカップの2冠を達成しました。
1ゴール1アシストですって。
今季の香川は凄かったすね。
香川、というかドルトムントが、か。
MVPをとったレヴァを含むオフェンス陣も、ディフェンスも、チャンピオンにふさわしいものでした。
あくまで私個人の好みですが、私はバイエルンが好きではない(ごく控えめに言って)ので、とても嬉しいです。
よっしゃ、香川。
プレミア行こ。
羽ばたこうぜ。
香川がドイツ→プレミアの流れを作ってくれると、後輩たちも移籍しやすくなるかもしれないし。
来季が楽しみです、ホント。
さてさて、それでは本編にはいりましょう。
前回のブログで、「いつから着ているか分からない、大好きなネイビーのラコ」の話をさせていただきました。
それが、ごく限られたお客様からご好評いただきましたので、調子に乗って続編をお送りしたいと思います。
“ごく限られた”っていうか、おひとりなんですけどね…(YSTKさま、ありがとうございました)
今日は「いつから着ているか分からない、大好きなセント・ジェームス」の話。
セントジェームスもラコ同様大好きでして、何枚か持っているんですが。
特に好きなのが上の2枚。
ECRU/MARINEのボーダーと、ソリッドのネイビーです。
こいつらも、何年にもわたってヘビーにローテーションしているので、けっこう良い感じに仕上がっています。
まずはボーダーから見ていきましょう。
いわゆる生成りベースにネイビーのラインの、大定番のモデルですね。
このネイビーのラインが、もはやネイビーではなくなっています。
タナベには「それって元のラインはパープル?」と言われるくらい、褪せて、赤みがでてきています。
さらに言えば、この袖の色と、
身頃、とくに裾のあたりでは、ラインの色が全然違っています。
こんな感じで。
わかりますか?
光の当たり方が違うのではなく、まさにこの色なんです。
左側が袖ですね。
もはやネイビーとはいえません。
でも、これが“良い”んです。
これが“味”なんです。
後身頃だって妙な色になってます。
ここもネイビーではないすね。
本当に、いつごろ買ったものなのか覚えてないんですよね、これも。
いつのまにか着ていました。
何年も、何百回も、着ては洗って、着ては洗ってを繰り返してこんな色になりました。
おそらく洗って干すときのヤケもあるのでしょう。
でも繰り返しますが、それが“良い”んです。
これからも何年も、何百回も、着続け洗い続けていくことでしょう。
こっちの、ソリッドのネイビーの方はいつごろ購入したものかはほぼ正確に分かっています。
9年前か、10年前。どちらかの誕生日だったと思います(正確ではない)。
これも、元の色はもうどこにも残っていません。
ネックの“アタリ”もなかなか。
ラコとは違って、さすがに新品をストックしているわけではないので、比較ができないのですが、写真で見る以上に褪せてます。
袖と、
裾周辺の色の違いを比較すると…
袖がいかに色落ちしているかがわかります。
前回のラコのときのも書きましたが、ネイビーは色が抜けてきたり、焼けたりすると赤みがでてきます。
さっきのボーダーも、このソリッドもまさにそれ。
赤みがでてきて良い感じです。
赤みどころか、生地がなんとなく杢っぽい感じになってきています。
セントジェームス(ラコもですが)がスゴイのは生地がヘタってダメになってきている、という感じではないところですね。
あくまでコシと、ハリと、しなやかさはちゃんと残しているんですね。
それが“品質”ってもんだと思います。
着れば着るほど良い感じになっていく、それが“上質な洋服”の大事な要素だと思います。
こういうものに囲まれて人生をおくることが、なによりの幸せなのではないでしょうか。と私は思います。
…大袈裟ですか?
いいえ、大袈裟ではありません!(ドンッとテーブルを叩く)
洋服や靴に限らないですね、あらゆるものに言えることだと思います。
家具だって、食器や調理器具だって。
カメラや時計だって。
車や家だってそうかもしれません。
“使い込む”という美学!!
それがなにより大事だと思います!!
よーし!!我ながら良いこと言った!!
みなさんも、色々と長年愛用しているものがおありのはず。
これからも大事にしてください。
ノーザンでも、そういう長く使える上質なものをこれからもご紹介していきたいと思います。
◎BeastieBoysのMCA亡くなる
少し前の話題ですが、ビースティのアダム・ヤウクが亡くなりました。
まだ47歳だったのに。
早すぎますね。
大好きなグループでした。
それに、チべタン・フリーダム・コンサートを企画したのもこの人でした。
ビースティが立ち上げたグランド・ロイヤルっていうレーベルも大好きでして、そこに所属しているミュージシャンの音楽性も大変素晴らしいものでした。
ルシャス・ジャクソンとかバッファロー・ドーターとか。
ショーン・レノンとかベン・リーとか。
ビースティ自身のこういうおバカなセンスも大好きでした。
MCAは、ただのニューヨークのクソガキ(失礼)から、だんだんとキース・リチャーズのような“渋み”がでてきて、なんだかとんでもなく格好良い中年になってきていて、これからの活躍も期待せずにはいられませんでした。
ただただ悲しい。
RIP,MCA.
さよならだけが人生だ、つってね。
なんだか湿っぽい感じになりましたが、今日はここまでにしときます。
それでは、また。
カタギリ
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